master-piece x FULLCOUNT COLLABORATION SERIES

update:16.2.24

実用性・機能性とファッション性を追求する2つのブランドが作り出すバッグ

ジーンズにおけるベストクオリティーを追及し続け、ジーンズ本来の良さを求め“物”としての価値を再構築するブランド「FULLCOUNT」。実用性・機能性とファッション性を兼ね備え、長く愛用できるモノづくりにこだわる2つのブランドがコラボレーションした注目のシリーズが今季登場する。

ジーンズブランドとバッグブランド。一見、関わりのないように見えるが、生地や縫製へのこだわり、機能性や使い心地など、根底にあるモノづくりのこだわりは共鳴する部分があまりにも多い。今回は、FULLCOUNT代表辻田氏のインタビューを交え、本シリーズの根底に流れるモノづくりへのこだわりに迫る。

創業以来、貫き続けるFULLCOUNTのこだわり

1993年、FULLCOUNTは創業される。当時ヴィンテージブームにより、ヴィンテージジーンズが多くの注目を集め、経年変化による色落ちといったディティールが大きくフォーカスされていた時代。そんな時代にFULLCOUNTはジーンズ本来の魅力を徹底的に追及していくことになる。

辻田氏はこう語る。「当時ヴィンテージジーンズに多くの注目が集まっていましたが、元々アメリカに買い付けに行っても数が少なく、あったとしても非常に高価なものでした。さらによりジーンズが好きな人は経年変化で色落ちしたものではなく、デッドストックのジーンズを穿きたいという想いが強かった。でもそういったデッドストックのジーンズはさらに高価でなかなか手に入る様なものではありませんでした。このままではいずれ求めるようなジーンズを手に入れることが出来なくなると感じ、自分たちで作ることが出来ないか試行錯誤を繰り返しカタチにしたのがFULLCOUNTのジーンズです。」

穿き心地を徹底的に追求する

当時、ヴィンテージジーンズの魅力として注目されていたのは色落ちといった雰囲気の部分であった。しかし、辻田氏が穿いていて何より感じたのは、現行のジーンズと比べて、穿き心地が何より素晴らしいということだった。たとえヴィンテージデニムのことを知らない人が穿いたとしても、穿き心地という良さは感じて貰えるはず。辻田氏は「自らジーンズを作る上で何より穿き心地というものにこだわり、それこそが最高の1本である」語る。

当時、現行のジーンズを穿くという事は、最初は生デニムならではの固さを我慢しながら、徐々に穿き続けることで体に馴染ませるというのが一般的であったが、辻田氏はそこに疑問を投げかけた。最初から穿き心地がよく、さらに穿き続けることで体に馴染んだ色落ちが味わえるジーンズこそが理想であると。「色落ちという部分のみを重視するとデニム自体の凹凸を大きくすることでより色落ちし易いものが出来るのですが、そうするとどうしても肌にあたる部分のざらつきが大きくなってしまいます。FULLCOUNTはそう言った過度な凹凸は抑え、あくまでも生デニムの状態であっても肌触りが良く穿き心地の良いデニムであることにこだわりを持っています。」

最高の1本を作り出すための1本の糸

辻田氏は最高の1本のジーンズを作り出すために、ありとあらゆるヴィンテージジーンズを分析する。その結果、1940年代~1950年代に作られたヴィンテージジーンズが最良の1本だという結論に至った。その理想を実現するために、穿き心地、シルエット、生地、縫製などを徹底的に研究し、FULLCOUNTオリジナルのセルビッチデニムを作ることになる。選んだ糸は、いまやFULLCOUNTの代名詞となるジンバブエコットンだ。「ヴィンテージジーンズが作られていた頃のコットンの風合いを追求していくと、どうしても現代の技術で管理・収獲・紡績されているものはあまりにもきれい過ぎで当時の風合いがなかなか出にくく、自分の求めるものではありませんでした。様々なコットンを探していく中、出会ったのがジンバブエコットンです。このコットンは綿花が開ききってから綿カスなどの不純物を取り除きながら全て手作業で収獲されています。そんなヴィンテージジーンズが作られていた頃の原始的なフィーリングを持ちつつ、高いクオリティを持っているのがこのコットンの魅力です。」

ジンバブエコットンは超長綿と呼ばれ、

繊維長が細く長いため、継ぎ目の少ない余裕を持たせた甘撚りの丈夫なムラ糸を作ることができ、
この糸のゆとりが軽さと、肌に柔らかく馴染むような伸縮性、汗を十分に吸収し排出する特性に繋がり、これこそFULLCOUNTならではの穿き心地の肝とも言える。

シャトル織機で織られるセルビッチデニム

FULLCOUNTのジーンズで使用されているデニムは、master-pieceのオリジナル生地「MASTERTEX CANVAS」同様、全て旧式のシャトル織機で織られている。理想の生地を実現するために、何度も工場に訪れ、辻田氏の求める理想に、熟練の職人の技術が合わさり、1995年ようやく全ての土台が備わり、納得の1本を作ることが出来た。今なお定番アイテムは同じ機屋で織られ続け、高いクオリティを保ち続けている。

信じたものを変わらず作り続ける使命

FULLCOUNTは今年で設立24年を迎える。今までを振り返り、これからのFULLCOUNについて辻田氏は語る。「時代と共に求められるものは変わっていきます。デニムにおいてもヘビーオンスの固いものが良いと言われていた時期がありました。しかしFULLUCOUNTはそういう時流に流されず、自分たちが信じたものを追及し、同じものを作り続けるということにこだわりを持っています。私の考えるヴィンテージジーンズにおいて理想のものは、1940年代~1950年代の十数年しか作られておらず、つまりそれは時代の流れの中で変わってしまったが故に無くなってしまったものです。だからこそFULLCOUNTはこれから30年、40年と変わらず信じた良いものを作り続けることが使命だと思っています。この20年間で培ってきた職人さんとの関係やノウハウを元に、これからもいつまでも変わらない高いクオリティの商品を提供し続けていければと思っています。」

master-pieceとFULLCOUNT。設立20年以上を迎えた二つのブランドの根底に流れるモノづくりへのこだわり。FULLCOUNTが設立以来培ってきたノウハウの結晶とも言えるデニムを、日本でのモノづくりにこだわるmaster-piceによってこのバッグは作り上げられた。それぞれが信じ続けた道を追求し、必然のようにして交差して生み出された今回のコラボレーションシリーズをぜひ手に取って感じてほしい。

master-piece x FULLCOUNT -Collaboration Series-

No.01630-fc
Size.W340 H450 D160mm
32,000yen(w/o tax) / Color.Navy

No.01632-fc
Size.W370 H300 D110mm
25,000yen(w/o tax) / Color.Beige

No.01633-fc
Size.W230 H180 D80mm
18,000yen(w/o tax) / Color.Blue

No.01635-fc
Size.W320 H470 D160mm
24,000yen(w/o tax) / Color.Blue

No.01636-fc
Size.W380 H330 D160mm
21,000yen(w/o tax) / Color.Navy

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